2003年8月の日記


8月 31日 日曜日
小学校の美化作業

 7時頃に「いつきさん」という声で目が覚めました。
 すでに、まりあさんもいずみちゃんも帰ってしまったとのこと。よ〜起きられるわ。で、わたしは8時半には地元に帰っていないといけないので、スタッフの人が起こしてくれた、と。でも、それから30分ほどつっちーと語りあってしまった。

 で、とりあえず、あとはスタッフの人にまかせて、わたしは地元へ。今日は、美化作業の日で、なんでもわたしは、最初に挨拶をしなくちゃいけないとか。朦朧とした頭で何とか挨拶。そのあと、あちこちに散らばって、掃除です。わたしは、後者の隅っこの枯れ葉を集めていたのですが、ムカデは出るわ、もうなんか、すごかったです。でも、やればきれいになるわけで、無事終了。
 次に、家庭科室。こりゃぁあきませんわ。床の上は油のコベコベ。何年掃除をしてへんねんという感じ。洗濯機を動かしたら、雀の白骨死体が出てきました。こんなところで調理実習をしてんのかい!
 とりあえず、親と教員と生徒の有志で、皿洗いや床磨き。約1時間、汗だらけになって、ようやく一段落。先生方「ピカピカや」と驚いていました。しかし^^;;。

8月 30日 土曜日
久しぶりの玖伊屋

 玖伊屋って、月一回やっているんですけど、前回が7月はじめだったので、感覚的には2ヶ月ぶりでした。
 今回のメニューは、ちょっと前に書いていたように、ホルモン特集です。
 センマイ・ミノは湯引きにしました。ツケダレは、酢みそ・チョジャン・ポン酢にゴマ油とプッコチを混ぜたのの3種類です。酢みそは和風ということです。ちなみに、崇仁にある肉屋さんで買ったのですが、「酢みそで食べたらいいんですね」というと、「そう」って言っていました。それ以外は朝鮮風ですね。とくに、最後のヤツは、プッコチの辛味がピリッと効いて、おいしいです。これ、実はチヂミのタレなんです。
 ハチノスは2種類。一つは、スジのスープで5〜6時間煮込んだものです。これは、湯引きと同じタレで食べます。もうひとつは、酒・しょうゆ・みりん・鷹の爪で煮込んだものです。こちらは和風ですね。とにかく、ホルモンは部落の人と朝鮮人が「いかにおいしくたべるか」ということを工夫したのですから、両方のパターンで攻める必要があるかと。
 あと、ウルテです。これは『ホルモン奉行』にも載っていませんでした。たぶん誌面の関係でしょうけど。ウルテはのど仏の部分で、こりこりとした骨の食感がたまらないのですが、歯にはさかるのでちょっとしんどいというところもあります。今回は、あらかじめ圧力鍋で1時間ほど煮込んでおいたところに、コチジャンとニンニクを入れて、辛く炊きました。食べる前にタマネギを入れると、これがまたいいんです。この食べ方は、九条という飲み屋で知りました。

 さて、今回のお客さん、すごい人たちでした。いずみちゃん、はるるんさん、Nちゅさん、泉州人さん、鴉さん、筒井さん、玲さん、つっちー、ほかにもいろんな人が来られました。で、なんだかすんごく盛りあがっていたのですが、わたしは気がついたら寝ていました。
 そうそう、今回こんな写真も撮ってもらいました(リンクは後ほど)。ちょっとうれしかった。

1. 09/01 21:19 ほるもんもお話も濃かったですなあ。まだおなか一杯でつ。(TM)
2. 09/03 00:14 「真っ白なセンマイ+チョジャン」は、最高!いつきさんの料理は、毎回発見があって、すごいです。(ms M.)

8月 29日 金曜日
こんな日も必要

 今日は夏休み最後の平日です。ということで、2学期へ向けた職員会議がありました。いや、校長の話が長いのなんのって。1時間15分しゃべってました。で、職員会議そのものは2時間ほど。どないなってんねん。
 で、昼からお家に帰りました。とにかく眠い。
 お昼ご飯を食べて、寝転がって新聞を読んでいたら、どうしようもなく眠くなって、そのままひるね。途中トラブルがあったものの、3時頃から5時頃まで寝ていました。そのあと、メールチェックとかして、お風呂・晩ご飯、子どもと一緒にマリックを見て、そのまま寝てしまいました。起きたら1時半。それから布団に入って、またまた寝てしまいました。
 ほんまに、半日寝ていたなぁ。
 あしたは(なんか変だけど)玖伊屋だ。また寝られるな(爆)。

8月 28日 木曜日
ホルモンの心

 午前は、学校公開パート2。で、つつがなく終了。
 昼から、マッサージのリベンジ。ちょうどお客さんもいなくて、45分間ゆっくりとマッサージをしてもらいました。さて、わたしの性別をどう考えていたのかなぁ。もっとも、ブラをしているのは手応えでわかるだろうし、領収書をお願いしたら「名前は空欄でいいですね」と気を利かせてもらったし。ま、わからんわ。
 家に帰ってしばらくボーとしていたのですが、突然30日の玖伊屋の下準備をした方がいいことに気づきました。というのは、最近読み始めた『ホルモン奉行』の影響を受けて、今回はホルモンづくしにしたいなぁと思ったわけです。となると、下準備に時間がかかるじゃないですか。ということで、さっそく東九条&崇仁へ。って、けっこう時間がかかるんですね。まぁ、お店の閉店に間にあって、ハチノス・ミノ・ウルテ・センマイなどをゲット。
 晩ご飯のあと、下ごしらえ。まぁ、お味の方は30日の玖伊屋でということなんですけど、ここではひとつだけ。
 センマイって、黒いじゃないですか。で、くさいじゃないですか。謎が解けました。生の時にきっちり洗うと、実は白くてくさくないんですね。あのくさいの、まぁ簡単に言えば、うんこの前のものなんですね。で、1時間ほどしっかりと洗いました。なかなかきれいなセンマイが姿を現しました。ちなみに、火を入れると汚れは取れないんですね。結局、下ごしらえが大切と。そういえば、お友だちの焼き肉屋さん、言ってたわ。「センマイの掃除は爪楊枝でやる」って。その割に安いのよね〜。

1. 08/29 06:15 ホルモン美味しそうぅ。1日の準備がはかどれば(;^_^A アセアセ行けると思います。
2. 08/29 10:38 『ホルモン奉行』、いい本でしょ? ううう、30日行けないのがザンネン・・(こ)
3. 08/29 14:22 日文研の研究会などで京都に連泊した時などに、ときどきホテルでマッサージさんを呼びますが、たとえどんな格好をしていても、揉み始めれば性別はわかるそうです。
4. 08/29 14:23 骨格や筋肉の付き方が違うのだそうです。ちなみに私の場合、いつも女性のマッサージさんをお願いしてます(姐)
5. 08/30 15:07 わたしの骨格・筋肉は、脚部については、あきらかにスポーツをしている男性のものなんです(涙)。まぁわかっていたでしょうね。(い)

8月 27日 水曜日
火星大接近

 午前は、学校公開。放送的には、まぁまぁでした。
 会場の撤収の時に、またまたトラブル。ふたたびキャットウォークへ。しかし、学校公開に来ていた中学生、いきなりはしごを延々と昇り続ける性別不明の教員がいたりして、びっくりしたかなぁ。
 とにもかくにも、学校公開1日目を終え、昼から2日目の準備。あすは会場を変えて、視聴覚教室と会議室。ところが、放送的には、同じセットを2セットつくる必要があります。いえ、みなさんは「簡易版で」とか「いりません」とか言われるのですが、「放送部魂」みたいなものがわくじゃないですか。楽をする方法はずいぶんと考えたのですが、最終的に「音質」という一点において、ベストの機材を2セット出すことにしました。で、準備が終わったら、フラフラ。
 近所にある某大型小売店舗にマッサージ屋さんができたということなので、帰りに行くことにしました。ところが、繁盛しているらしくて、いっぱい。結局あきらめました。帰ろうと思ってエスカレーターに乗る時に今日来ていたと思われる中学生3人。わたしに気づいて、ずっとこっちを見ていた。正直でよろしい。

 今日は火星の大接近。でも、わたしが小学生の頃にもあったような気が。まぁいいけど。うちの町内のドームが一般公開なので、とりあえず家族で行きました。でも、あいにくの雲。たまぁに火星が顔を出すものの、ほとんど見ることはできませんでした。
 それにしても、子どもって、なんで望遠鏡をのぞく時に、ファインダーに手をかけて動かしてしまうんでしょうね。やれやれ…。

1. 08/29 14:26 どうも世の中の人は(マスコミ)も含めて天文知識が甘いようで・・・。火星なんて数日違ったからって、急に遠ざかるわけでもないし、
2. 08/29 14:27 見かけの大きさ(視直径)がそんなに変わるわけでもないし、お天気が良くて風のない日(気流の安定してる日)にじっくり観察すればいいのにね。
3. 08/29 14:29 あと、その日によって火星のどのあたりが見えてるか違うから、運良く濃くはっきりした模様が見える日に当たると、見応えあります(姐=元天文少年バージョン)
4. 08/30 15:08 姐さん、料理研究家・天文少年・鉄の人と、トランスの王道を行っておられますね。(い)

8月 26日 火曜日
放送部の顧問だなぁ

 明日は「学校公開」です。校区の中学生に来てもらい、ウチの学校の宣伝をするという日です。「中学生に選んでもらえる学校」というのは、ある意味、健全かもしれませんね。
 ということで、体育館の放送のセッティング。なんでも、ビデオプロジェクターを使って、大画面の画像を見せるとか。んじゃ、音もそれなりに気をつかわなくちゃいけないしということで、なんやかんやと一式搬入。久しぶりの「放送屋さんごっこ」は楽しいです。ところが、結局ビデオを流すんじゃなくて、最近(でもないか)はやりのパワポを使うそうな。まぁいいか。
 さて、大画面スクリーンをつっている最中に、トラブル発生。ワイアーがひっかかって、動かないそうです。こういうときは、わたしが出番してしまうんですね。体育館のキャットウォークまではしごを登って、作業。なかなかの高さです。学校の体育館の屋根あたりですから。「トラブル解決係ごっこ」も楽しみました。

 しかし、連日の疲れが少々…。

1. 08/28 22:47 パワポ、やたらと使うのは話芸のない人が多い気がしない?東ジュン
2. 08/28 23:33 むかし、全同教でテーマとあまり関係のないビデオを流して「なんの関係があるねん」とつっこまれました。
3. 08/28 23:35 それ以来、舌先三寸の勝負をしています。でも、それもあんまりなぁ。(い)

8月 25日 月曜日
学校の人権教育研修会

 それにしても、濃いぃ日々が続きます。
 今日は、ウチの学校と、校区のある中学校の合同の人権教育研修会です。おそらく全国見渡しても、こういう形で共同開催しているケースは少ないでしょうね。
 午前は講演。
 ある大学の教員で臨床心理士の方に来ていただきました。といっても、お友だちですけど。話の内容は、夏のさまざまな人権教育関係の研修会の感想からはじまって、ところどころ歌を交えながら、在日の学生の姿を丹念に描かれました。そういうのが話せる大学の教員って、めずらしいです。その価値がわからない人にはわからないでしょうけどねぇ。
 午後は分科会。今日は「学力・進路保障」の分科会の記録です。
 それぞれの学校から、赤裸々な状況が交換され、なかなか盛りあがりました。中学校と高校がお互いに「ええかっこ」せんと、率直に意見を交流できることが、とても大切だと思います。4年かけて、だんだんとそういう関係ができてきました。
 でも、来年から学区が変わります。どうなることやら。でも、「しんどい」生徒がわんさかいる学校同士です。まぁ、相変わらずの関係があるんじゃないかと。やれやれ。

 夜は、用事で大阪へ。せっかくですから、久しぶりに膝丈のスカート。といっても、ユニクロですわ。さらにせっかくですから、「女性専用車両」に乗ることにしました。で、感想はというと、女性ばっかですね。ほんまに。もっとも、わたしは
こんな本を読んでいたので(やっと買ったよ!角岡さん・こにぴー!)、あまりまわりのことは知りません。おかげさまで、あっという間に北新地へ。てくてくと歩いて、堂山近くのスペースへ。ここで、関西の各方面のキーパーソン数人と謀議。考えてみると、すごい人たちが集まったものです。たとえば、「ハッシーと話ができる人」とかバリバリのフェミニストとか…。
 謀議のあとは、おいしいペルー料理のお店で夕食。「わたし昔は彼氏に魚の骨を取って、『はい(はぁと)』って渡していたのよ〜」「え〜!」みたいな話で盛りあがっていて、ふと時計を見ると、終電の時間が迫っていました。あわててお店を出て、思いついた方向に走り始めてふと見ると反対方向であることが判明。ちかくにおにぃさんに、「北新地ってどっちですか」と聞くと、「ぜんぜん違うよ」やばいっす。それでも、なんとか駅を探し当てて、切符を買う間もなくホームにかけこんで、ようやく最終に間にあいました。

 しかし、こんな生活していて、身体持つかなぁ。

1. 08/28 22:50 同じ本、ただいま読んでますー!東ジュン
2. 08/29 14:32 う〜ん、いつ勇気あるわぁ。あたしは、どんなに姐ちゃんファッションしてても、性別を問われるような空間(除・トイレ)には、できるだけ近づかないようにしてます(姐)

8月 24日 日曜日
生徒交流会2日目

 高校生が一緒と言っても、やはり、女性の部屋の朝は静かです。で、わたしもふとんのなかでごそごそと着替え。もっとも、他の人みんな寝ていましたけど…。
 今日は、生徒たちの「分科会」があります。わたしは「ダブルと国籍」みたいな分科会の記録を担当しました。
 ある生徒の話です。

***

 小さいときは厳しくて嫌いだった母親。さらに、その母親が南米出身で、それが原因でいじめにあった。それもまた母親の責任で、「外国人」としての自分がとても嫌いだった。ところが、中学校の頃、「厳しくあたってゴメン」と母親に言われた。そして、そこからなぜ母親が自分に対して厳しかったのか、母親はどんな思いで今まで日本で過ごしてきたのか。たとえば、言葉がわからないので、学校からの連絡はすべて母親をパスして父親に行く。だから情報が伝わらない。そのことがストレスになっていく。その生徒は、そんな母親の姿を正面からとらえられるようになって、だんだん母親が好きになり、外国人としての自分を好きになってくる。
 いま、その生徒は「二つの国籍がほしい」と言います。なぜなら、日本に住んでいるので日本国籍はあったほうがいい。でも、日本国籍だけだと、母親の存在を否定することになる。現在の日本は、20歳でどちらかの国籍を「捨てる」必要があります。そんな制度を変えていきたいといいます。

***

 うん、いろんな生徒と出会えて、幸せです。
 昼からは、参加した大人達の前で交流会の報告と意見発表。40分の予定が大幅に延びて1時間30分ほど話をしました。でも、まったく退屈しないんです。やはり、言葉が生きているんでしょうね。

 帰り、ちょっと道を間違って大阪城のまわりをぐるりと回るハメになりました。でも、ウチの生徒たちにはちょうどよかったみたいです。大都会・大阪のビルを思わず口をぽかんと開けてみていました。

1. 08/25 21:35 コンビニチェックやっていたんですね。地域性があるようですが、関西は正確?(かずみ)
2. 08/26 00:42 さっき、メイクしてスカートはいてファンタを買ったら、49ブルーを押されました。スッピンでジーンズの時はピンクだったのに(笑)い

8月 23日 土曜日
生徒交流会1日目

 しかし、ほんまに身体いわしそう。
 午前9時、集合。車で和泉市へ。旧南王子村の人権文化センターへ。某研究集会と同時並行で開催される在日外国人生徒交流会への参加です。
 受付をすまして、あいかわらず全体会には入らず、各種買い出しなどの準備です。というのは、晩ご飯はみんなで各国料理をつくってパーティーなんですね。ややこしいのは、なかなか手に入らない食材を探さなくちゃいけないということなんです。今回は、「キャッサバ粉」とか「アヒ・アマリーヨ」とかが必要で、たいへんでした。それでもどうにかこうにか見つけて、無事パーティーも終了。その後宿舎へ移動。
 さて、教員の部屋割り。それぞれの府県ごとに男女の数を申請。「京都・男0、女1、その他1」と申請。受理されました。いや、マジで感激。受理してくれたのは古くからのつきあいの人で、かつてはそういうの受けつけない人でしたから。ただ、だからといってどうなるわけでもないんですけど。
 その後、子どもたちはシンポジウム。わたしは買いだし。近くのコンビニできっちり20歳台ピンクをゲット(笑)。そうそう、一緒に買い出しとかつきあってくれていた人、わたしがトランスというまで、女性と思い込んでいたらしい。あたってるけど(笑)。まぁ、高野山の3日で調子がよかったのでしょう。
 さて、12時を前にして、やっと引率教員もフリータイム。「取り立て屋さん」なんかとまた〜りと話。そうそう、お風呂、「取り立て屋さん」と一緒に入ろうという話もあったのですが、さすがに生徒と一緒にはいるわけにはいかないので、とりあえず断念。
 夜も更けたので、つーか朝も近づいてきたので、どこで寝ようかなと思っていたら、女性教員から声をかけられて、結局女性部屋へ。んと、直接その部屋の人にカムアウトしていないのになぁ。さらに、やっぱり汗だくだったのでお風呂に入ろうと思ったのですが、その女性教員に「女性用に入ったらいいですやん」と言われました。「いや、やめときますわ」と答えると、「もしも男性が入ってきたらどうするの?」と言われ「慣れています」と答えると、「そんなん、ダメです」と怒られてしまいました。結局、女性用のお風呂には先客がいたので、男性用のお風呂に入りましたが、その女性教員、お風呂の前で見張りをしてくれていました。
 なんかもう…。

1. 08/26 09:59 1. 08/25 21:35 コンビニチェックやっていたんですね。地域性があるようですが、関西は正確?(かずみ)
2. 08/26 09:59 2. 08/26 00:42 さっき、メイクしてスカートはいてファンタを買ったら、49ブルーを押されました。スッピンでジーンズの時はピンクだったのに(笑)い
3. 08/26 09:59 日記の日付、間違っていたので、加筆訂正です。つっこみもはっときました。(い)

8月 22日 金曜日
高野山3日目

 女性の部屋の朝は、いつも静かです。布団も乱れていないし、荷物も散らかっていない。あるスタッフの方のメイクを見せてもらいながら、のんびりと話。そこへ同室の方がもう一人入ってこられました。
 なんか、朝食が入る感じではないので、3人でコーヒーを飲みに行くことにしました。いいわぁ(笑)。
 今日は午後から仕事があるので、そのあとすぐに帰らなくちゃいけませんでした。林さんの話が聞けないのは、残念。

 帰り道は、キックペダルが落ちるというアクシデントはあったものの快調でした。途中給油の時も、スタンドのお兄さんは優しい感じだったし(笑)。しかし、Tシャツで走ったら、焼けた焼けた。ひりひりしています。

 昼から学校で仕事。フラフラになって家に帰って、あとはひたすらひっくり返っていました。

1. 08/25 05:17 あのね。女は30越えたら、肌を焼いちゃあ駄目よ。日焼けのダメージは皺やシミの原因で「百害有って一利無し」(姐)
2. 08/25 22:22 あ、そうですよ。色の濃い厚手の服を着て、露出する部分には「必ず」日焼け止め塗ってください。(泉州人
3. 08/26 00:44 顔はフルフェイスのおかげで助かりました。焼けたのは、肩の下あたりです。(い)
4. 08/26 00:45 そういえば、最近日向に出る時には、つばの深いUV対応の帽子をかぶっています。でも、髪の毛がぺったんこになります。(涙)い
5. 08/27 22:36 日傘さして通勤してます。でも、手が焼ける(ま”)
6. 08/28 22:53 お疲れ様。同室はやっぱりM本さん?楽しそうだな。東ジュン
7. 08/28 22:55 2日目の「神様は・・・」って、ミョーに。東ジュン
8. 08/28 22:57 ↑ごめん!ミョーに心に染みる怪しい響きがある!と思ったのだ。
9. 08/28 23:00 白いと腕のぷよぷよが目立つけど、日焼けしてると少し引き締まって見えるような気がして・・・私も日焼け。東ジュン

8月 21日 木曜日
高野山2日目

 本日は、「人権B」という分科会で話です。
 午前中はユニークフェイスの松本さんの話。ユニークフェイスとは何かということを、とてもていねいに話しておられました。で、ユニークフェイスの治療に「外科手術」があるのを見て、「手術によってユニークフェイスを『直す』ことへの批判などありませんか?」などというしょーもない質問をして講師を困らせてしまいました。

 で、わたしは午後一本目。いつもの通り1時間ぐらいの自己紹介と、基礎知識を30分。あとは30分ほど漫談。こんなんでいいんかい…。でも、終了後たくさんの質問や意見をもらいました。
 なによりうれしかったのは、風にあたろうと表に出た時「声をかけようと思ったんですけど、なかなかかけられなくて」と言う人。「何を話せばいいのか」と言いながら、ボロボロと涙を流されます。少しだけ身の上を話されたので、「神様は多様性を好んでおられます」などというわけのわからんことを言ってしまいました。でも、最後に「話を聞けて、本当によかったです」と言ってもらいました。いままで、「笑いました」とかいう感想はあったのですが、こういうリアクションははじめてで、これはマジでうれしかったです。
 そうそう、昨日の塩谷さんも自分の講座が終わったあと聞きに来られていて、「さいぼし送らないかんな」とにっこり笑って帰られました。

 午後2本目の講演は「男性学への招待」。話し終えたあとは、さすがにしんどいので、半分くらいしか聞けませんでした。でも、「『男らしさ』から『自分らしさ』」という感じに、ちょっと納得できないところがあったので、「わたしたちMtFは『いいとこどり』という批判を受けることがありますが、『男らしさ』の強要は『男の特権』の引き替えにあるのではないですか?『男の特権』をつかんだままで『自分らしさ』というのは、結局いいとこどりではないですか?」などという質問をしてしまいました。ひょいと司会の方の顔を見ると「我が意を得たり」という感じ。フェミニストの琴線に触れたようでした。若干自爆テロ気味でした。

 分科会終了後は、宿舎に帰って夕食。その後、趙博のトークライブ。研究所のスタッフの女性2人と一緒に聞きに行きました。バギやん、ちょっとお疲れのようでしたが、トークはおもしろいし、プクはさすがでした。
 終了後、宿舎に帰ってお風呂。実は、「どちらのお風呂に入ればいいのか」を研究所の女性達に聞いていたのですが、全員「女性」でした。しかも「一緒に入りましょう」という人も多数おられて、なんかもう…。
 ということで、本日は女湯に入ることにしました。それでも、表に「いつき入浴中 一緒に入りたい方はどうぞ!」と張り紙だけはしておきました。結局一緒に湯船に浸かる方はいなかったのですが、それはタイミングだけの問題でした。だって、お風呂から上がって、服を着ていたら、入ってきた人がいましたから。なんちゅうか…。さらに、「一緒に入ろうって言ってたのに!」とか「先に入ってしまった、もう一回入ろうか」などと悔しがる人も出現して、えらいことでした。わたし、完全に時代においてかれています(笑)。
 お風呂あがりで林陽子さんと、「特例法」について話。林さんも「へんだなぁ」と思っておられたようで、「戸籍の強化」とか「南野さんの実績づくり」とかいう話でかなり納得されていました。

 その後は、相変わらずの「カフェいつき」。

 そうそう、林さんが明日の講演のために個室の方がいいだろうということで、林さんのかわりにわたしが女性スタッフの部屋に。なんか、そういうことなんですわ…。

1. 08/25 05:07 以前、阪大の伊藤公雄先生と座談会でご一緒したことがありましたけど、男性学の論理には、どうしても乗れない部分がありました。なんででしょうね?(姐)
2. 08/25 05:11 「男らしさから降りて、自分らしさって、けっきょく何がしたいんじゃ? 男らしくはっきりせんかい」と言いたかったです(笑)
3. 08/25 05:13 「あたしってけっこう男らしいんだわぁ」と自覚させてもらったのが、男性学と接触して得られた収穫でした。(姐)
4. 08/26 00:47 司会の方、フェミニストでした。講演のあと雑談をしていたら、「男性学はどうしても好きになれない」と言っておられました。
5. 08/26 00:48 フェミニズムの言説を後ろからおいながら、結局フェミニズムを搾取しているということのようです。
6. 08/26 00:49 もっとも、搾取は、男性の得意技だったりして(爆)。とりあえず、今日の日記にそのあたり書こうかな。(い)

8月 20日 水曜日
高野山1日目

 部落解放・人権研究所の夏季講座に呼ばれて、高野山まで行って来ました。せっかくですから、バイクです。久しぶりの愛車でしたが、なかなかフケもよく、高野山のワインディングロードも軽快に走ってくれました。そうそう、途中、とんでもないものを見てしまいました。いやぁ、音といい煙といい最高でした。
 さて、本日は、わたしはお呼びではないので、とりあえず、全体講演を2本聞いていました。でも、あんまりおぼえてない^^;;。
 で、講演が終わったら、わたしを呼んでくれたK口さんが、「宿舎でお風呂にでも入って夕食を」と言ってくれたので、「お風呂はどっちに入ればいいの?」などとちょっといじわるを言いました。でもK口さん、「ちょっと対処をします」とまじめにとってくれました。
 宿舎に行くと、まだ本部の人や講師の人は帰ってきていません。めんどくさいので、男湯に突入。バイクの汗を流しました。さて上がるかと思った時に、みなさんがバタバタと入ってこられました。しゃーないので、落ちつくまで待って、一人脱衣場へ。スカートをはいて外へ出ようと思った時に、もう一人お風呂に入ってこられました。まぁ、その時のとまどいよう!久しぶりに見てしまいました。
 晩ご飯は、宿坊ということもあって、精進料理です。ゴマ豆腐がおいしかった。
 そのあとは、「カフェいつき」の開店。こんな人に向かって、「『同和利権の真相』は8割はほんとうでしょう」などと言っていたようです。あとで見たら、府連の副委員長やんけ。おーこわ。もっとも、S谷さん、「あれに載るくらい有名やないと話にならへん」と豪語しておられました。すごい!

8月 19日 火曜日
レシピづくり

今週末の大阪で行われる某研究集会と同時に行われる、生徒交流会のためのレシピ集づくりをしていました。
メニューは、「エンパナーダ」「ケッパー」(パラグアイ)、「パパ・ア・ラ・ワンカイーナ」(ペルー)、「水餃子」(中国)、「チヂミ」(朝鮮)、「おにぎり」(日本)です。
今回の目玉は、最初のふたつ、パラグアイの料理ですね。「エンパナーダ」は、簡単に言えば、「パラグアイ風揚げぎょうざ」です。「揚げぎょうざ」って、実はあちこちに同じようなものがあります。たとえば、モンゴルの「ホーシュール」とか。ほかにもパッとは思いつきませんが、まぁ、ありがちでしょ?やはり、小麦粉でつくった皮で包んで揚げるというのは、かなり普遍性があるのかなぁ。
「ケッパー」は、チーズ風味のパンですけど、「キャッサバ粉」というタピオカの原料になるタロイモの粉を使います。これを使うと、中はモチモチ、そとはカリッとなるそうです。それにチーズが混ざっているので、うん、よだれが出てくる。
また、できあがりは報告することにしましょう。

1. 08/24 17:31 「揚げる」という食文化には、大量の液化した油が必要です。一般的に言って前近代では、液化した油を料理に大量使用することは、かなり贅沢なことです。
2. 08/24 17:33 液化油の第1用途は、照明用です。日本でも、揚げ物は、江戸時代になって菜種油が十分に生産されるようになるまで、一般化はしません。その典型が天婦羅です(姐)
3. 08/24 17:37 モンゴルのような遊牧民族では、固形の獣脂を液化できるので、油を少量使った「炒める」という食文化は、古くから可能だったと思います。
4. 08/24 17:38 ただ「揚げる」という文化は、比較新しいかもしれません(姐=食文化研究バージョン)。

8月 18日 月曜日
日常へ

考えてみると、ここ10年で、約1週間も旅行をしたのは、はじめてでした。2〜3日程度だったら、「もうちょっと長くてもいいかな」と思いますが、1週間になると「もうお腹いっぱい」という感じです。まぁ、親と子どもを連れているので、しゃーないですけどね。
でも、やっぱ家は楽ですね。ご飯とか残っても「明日食べればいい」となります。だいたい、野菜の量が違います。やっぱ、一般的なメニューはあわへん。今度行く時は、二風谷荘+キャンプかなぁ。

1. 08/22 17:16 沙流川をもう少し上流に行ったところに町営のキャンプ場とその下に町営の温泉があります。(ま”)
2. 08/22 17:18 平取町は牛肉とトマトがとってもおいしいので、キャンプがいいと思います。あとキトビロもおいしい(ま”)

8月 17日 日曜日
一日だらだら

帰ってきて、体重計に乗ったら、やっぱり2kgほど増えていました。ちょっとショック。でも、よく2kgでおさまったとも言えるかな。なんしか、20日からの高野山でスカートがはけないとヤバイので(笑)、なんとかしなくちゃ。
ところで、どーでもいいけど、このサイトのcharsetなんとかしてほしい…。
夕方、忘れ物をとりに学校へ。さすがにお盆の最終日曜日、だれもいませんでした。まだ陽があるのに、ちょっと後ろが気になります。夜だったら来られなかったな。

1. 08/20 01:49 そうか x-sjis は、もうだめぽ。。。なのね。(ms M.)
2. 08/20 08:14 高野山って金剛峰寺?たしか、女人禁制…。(かずみ)
3. 08/20 09:34 いや、operaの自動選択にx-sjisはひっかからないのよ。だから、いつも手動切替になる。(い)
4. 08/20 09:35 > 2 をかまは「可」。ちゃうか…。
5. 08/24 05:54 数年前、祇園祭の長刀鉾(女人禁制)に上がろうとして断わられました。
6. 08/24 05:55 正直に「ニューハーフです」と言ったのに、「ともかく女の人は駄目!」と言われてしまいました(姐)

8月 16日 土曜日
最終日

 朝、まずは乾燥機の中のジーンズを撤収。あきません。1時間半もまわしたのにまだ濡れている。部屋の中に干したものも、ぜんぜんダメ。と、外を見ると、今回の旅行ではじめての晴れです。迷わず、旅館の隣の広い駐車場のフェンスに、洗濯物をずらりと並べました。なんか、フリーマーケット状態ですけど、背に腹変えられません。
 本日は、知床五湖めぐり&因縁のウニ丼です。
 知床五湖、晴れていることもあって、すんごいきれいでした。でも、レンタカーを返す時間もあるので、あんまりゆっくりはできません。2時間ほどフラフラして、ウトロへ。あ、京都の宇治にあるウトロは「宇土口」がなまったものなんですけど、北海道のは「宇登呂」なんですね。ま、いいけど。で、昼ご飯は念願のウニ丼。うまかったです。その後、小清水の原生花園へ。ここでも子どもたちは、浜遊び。やっぱり濡れるヤツがいました。ところで、トイレに行ってヒョイと出たら、そこに母親。まいったなぁ。
 ま、あとは空港→空港→お家です。いやぁ、長かったです。でも、あっという間でした。

 ところで、本日の最終ワークは、当然ウィルスの駆除。しかし、ファイルを書き換えるようなやつじゃなくてよかった。「回復」関係をちょこっといじくって、ファイルを消して、レジストリをいじくったら、いちおうOKのようです。あとはウィルスのスキャンと、パッチあて。しかしめんどくさいのはめんどくさいわね。

8月 15日 金曜日
知床半島へ

 15日ですね。敗戦の日ですね。
 でもそんなことはまったく考えずに、早朝から硫黄山への散策。眠いです。
 朝食のあとは、まずは、屈斜路湖の露天風呂を目指しました。本当はコタンの湯に入りたかったのですが、掃除中ということで和琴半島の温泉を目指しました。入り口近辺にある露天風呂は、子どもでいっぱい。で、もう少し奥の「秘湯」に行きました。ここは露天風呂じゃないんですが、お風呂の排水口が屈斜路湖に出ていて、ここがちょうどいい温度です。で、即席の露天風呂ということで、そちらに入りました。こんな感じです。ちなみに、この写真、つれあいにとってもらったのですが「どうせネットで流すんやろぅ」と図星を指されました。
 そのあと、知床半島へ向かいました。途中、斜里でお昼ご飯。昨日もですが、どうもお店に入って食べるというのが、イマイチフィットしないんです。で、道沿いにある大型小売店舗のお総菜コーナーとかお寿司コーナーで食べたいものを買って、公園や原っぱで食べるという選択をしました。今日は、オホーツク海を望む原っぱ。目の前にはハマナスの枯れたの(笑)。気持ちいいです。当然子どもは食べ終わったら浜遊び。で、当然濡れました(涙)。
 あと、知床峠とかひかりごけとか見て、ふたたび斜里へ。宿泊。
 旅館の仲居さん、なにやら厨房でヒソヒソ。まぁしゃーないわなぁ。
 で、夕食。むちゃくちゃでかいタラバガニの足が2本。その他、いろいろな料理。お腹いっぱいで食べられません。確実に太っているだろうなぁ。
 寝る前に洗濯。結局2時頃までかかってしまった。
1. 08/18 13:34 う〜ん、逆光線で(わざとかな?)よく見えないですぅ(どこが?) [姐]
2. 08/19 08:04 なにせ、撮影してくれたのがつれあいなので、「撮してくれただけでよし」なんです。さらに「ストロボたいて」とか言えませんでした。(い)
3. 08/23 21:59 気を悪くしないでね。でもちょっと思ったんだけど、MtF の人の女性の連れ合いの
4. 08/23 22:01 femininity とかfemale sexualityはどこで解放され満たされるんだろうかね?ゆき

8月 14日 木曜日
本日はドライブ

 本日の予定は、帯広→釧路湿原周辺→摩周湖→川湯温泉です。
 釧路湿原は…。だだっ広い野原だなぁ…。摩周湖…。めっちゃきれいでした。めずらしく「霧のない摩周湖」だったようで、くっきりと見えました。もっとも風が強くて、すごく寒かったですけど。で、宿泊場所へ。
 川湯温泉といえば、関西のわたしとしては、千人風呂で有名な和歌山の川湯温泉を連想するのですが、北海道にもあったんですね。
 しかし、温泉かぁ。気が重いです。
 さて、お部屋に入ると、仲居さんが部屋に来られて説明&食事の時間の相談です。で、子どもをひざにのせていろいろ話をしていると、いきなり「あ、女性がお二人ですね。女性用の浴衣、もうひとつ持ってきます」と…。ん?どうやらつれあいとわたしは姉妹で、それぞれが子どもを連れてきていると思われたみたいです。つれあいは苦笑いをしていました。
 とは言え、女性用の浴衣を着て温泉に行くのは、どちらに入ってもあまりにも無謀なので、しょーことなしに、持ってきた服で男湯へ。リアクションの感想は…。まぁ、お子様達は正直ですな。

1. 08/18 19:13 7年くらい前、伊豆の伊東温泉の露天風呂で、父親&幼稚園くらいの女の子と一緒になりました。女の子の視線がちょうど私の股間くらいで・・・。
2. 08/18 19:15 私はちゃんと前を隠していたつもりだったのですが。その女の子が「ねぇ、お父さん、あのお姉さんは、なんでおちんちんがあるの?」と尋ねました。
3. 08/18 19:16 お父さんは、あわててその女の子の口を押さえて出ていってしまいました。「まずかったなぁ」と反省しました(姐)
4. 08/19 08:05 でも、いまだったらいい「ひねり」ができたりして。(い)

8月 13日 水曜日 のち
判明(涙)

 本日は、妹さん一家と一緒にお遊び。化石博物館に行ってレプリカをつくったり、マニアックなところでアイスを食べたりと遊びまくりました。しかし、足寄のドライブインあしょろ庵のカレーライス大盛りにはビックリしました。なにせ、ふつう盛りでも子どもの顔より大きいお皿に入ってくるんですから。もちろん、わたしはそんなたくさん食べられません。妹さんのおつれあい(けっこう大きい人)が注文されたんですけど。
 晩ご飯は、上海という中華料理店。ここのお味は絶品でした。塩ラーメンとか「さがり」とか、あんかけやきそばとか。しかも、ここも盛りがいい。どうも、北海道はそういうところのようですね。
 本日は、ビジネスホテルで宿泊。ここでなにげにつけたテレビでLOOXの不調の原因が判明。大流行しているワームにやられたようです。しかし、winのセキュリティホールってどうしようもないなぁ。対策は、家に帰って子どものwin98seのマシンを使ってやることにしますわ。
 あ、メールのお返事とか日記の更新がまともにできないのは、これのせいです。ということにしておきます(笑)。
8月 12日 火曜日
アイヌ文化博物館
 昨日は、萱野茂記念館に行きました。ここは、萱野さん本人が集められたアイヌ関係、あるいは各地の先住民族関係の資料が展示されています。で、ここだけではとうてい展示しきれないので、平取町立の二風谷アイヌ資料館があらたに建てられました。昨日は、時間がなかったので、今日こちらの方に行ってきました。けっこうはまったのが、各種「わな」です。自分で実際に仕掛けることができるのですが、なかなかむずかしい。あぁでもない、こぅでもないと悩みながら、やっと仕掛けることができます。しかし、これ、最初からつくるのはたいへんだわな。
 ところで、朝からLOOXが絶不調。ネット関係か何かで60秒後にシャットダウンというメッセージが。どうなったんだろう。
 まぁなんしか、本日の宿泊場所、帯広へ。日勝峠はなかなかでした。
 帯広ではつれあいの妹さんの家で宿泊。ウチの子どもたちと向こうの子どもたち、4ヶ月ぶりに会ったのですが、もう、めちゃくちゃに盛りあがっていました。数少ない「親戚」だからなぁ。

8月 11日 月曜日
実は北海道1日目

 まぁなんというか、名目上はつれあいの妹の家へ。それを兼ねて、親も連れての北海道旅行ということになりました。
 ということで、朝早くから関空へ。一路千歳へ。レンタカーを借りて、本日の宿泊先へ。最初の宿泊場所は、二風谷荘です。二風谷というと、萱野茂さんの出身地として有名ですが、一方、二風谷ダムの建設でアイヌの生活環境が一変してしまったということでも有名です。二風谷荘は、そういうなかで地元で運動をしてこられた貝沢という方がやっておられる民宿で、安い+おいしい+語りが聞けるということで、めっちゃいい民宿です。実は、二風谷ダムが稼働する前に、新婚旅行で行ったことがあるところです。
 ダムの稼働がこれほどまでに環境を変えるとは思いもかけませんでした。しかも、台風の影響で下流がすごい損害があったとのこと。これも、ダムがなければ、一気の放流もなかったわけで、「人間の手」では、「自然の力」をコントロールできないことを痛感させられたなぁという感じでした。
 ところで、二風谷荘の晩ご飯は焼肉。「もうダメポ」というまで、延々と肉が出てきます。一緒に宿泊している人と一緒のコンロで食べるのもいいです。これぞ、アイヌのもてなしという感じです。

1. 08/17 22:35 二風谷荘は基本的にライダーズハウスだと思ってました。向かいのホカ弁屋さんも親戚とか。「ししゃも唐揚げ弁当」は美味しい!って、もう間に合わない情報でした。東ジュ
2. 08/19 08:07 あらまぁ、東ジュンさんも泊まったことがあるんだ。奇遇だねぇ。つーより当然か(い)

8月 10日 日曜日
合宿3日目

 昨日の天気がうそのように、晴れ。ま、これも運ということですね。
 合宿の方は反省会をして、帰るだけ。2時頃にはお家に着いていました。

 家に帰ると、みんな髪の毛をカットしに行っていて、誰もいません。久しぶりだなぁということで、近所のお好み焼き屋さんへ。お盆ということで、めずらしくたくさんのお客さんです。で、またまたさっそく、「お姉ちゃんかお兄ちゃんか」というお客さんの詮索。おねぇちゃんやっていうのに!さらに、めざとい人は「ぶらしているんとちゃうか」って。まわりの人は「してへんに決まってるやん」と言っていましたが、当然しています(笑)。
 なんだかんだと言いながら、おいしい焼きそばをいただきました。

 しかし、はじめて会ったお客さんとのんびり話ができるから、おもしろいです。「あんた先生か。えらいなぁ。わしは小学校も満足に行ってへんねん」とか「こないだの戦争な(応仁の乱ではありません)、わし歩兵やったんや」とか、なんでも話さはります。
 うん、元気をもらったなぁ。

1. 08/11 18:00 京都では、この前の戦争が戊辰の戦役(禁門の変)、その前が応仁の乱のはずですが・・・(姐)
2. 08/13 17:36 いつきさんの地元だと「山城国一揆」がこの前の戦争だったりして...(ま”)
3. 08/13 23:02 あれ、姐さんってひょっとしてあの「阿修羅チャンネル」とか聴いてる?ゆき
4. 08/17 09:37 あかん、日本史苦手なのバレバレや。そのわりに、部落史とか言ってて、ダメダメですわ。(い)
5. 08/17 17:10 「阿修羅チャンネル」って、たしか知り合いがパーソナリティやってたような・・・?(姐)
6. 08/18 21:48 まさか、知り合いって、「伯爵」ですか?(い)

8月 9日 土曜日
合宿2日目

 どうやら昨日の晩台風が最接近したようです。でも、酔っぱらって寝ていたので、知りません。というか、夜は外でサザエを焼いていたんだけどなぁ。

 で、今日は台風の残していった雨雲のために、雨。困りました。

 午前中は、アナウンス関係の講習。昨日の夜に「いま伝えたいこと」を、1分間にまとめてアナウンスするというお題が出ていました。一番おもしろかったのは、「「世界でひとつだけの花」がキライだ」というヤツでした。まぁ、わかりますね。
 昼からは、野外活動の予定ですが、雨です。どないしようかと思いながら、とりあえず、「下見」に行ってきました。まぁ、小雨程度だったら大丈夫かという感じですね。
 とりあえず、昼食後、機材関係の講習。ちなみに、ケーブルって8の字に巻くんですけど、知ってます?
 で、3時過ぎに、雨の中野外活動。はじめはぬれるのが嫌とか言っていましたが、実際に外に出たら、きゃーきゃー言って遊んでいました。まぁ、高校生といっても子どもです。子どもにはおもちゃはいらんということですね。

 その後、みんなで温泉。やれやれ、どないしようという感じです。
 とりあえず、入浴券を買って、カウンターへ。すると、カウンターにいる人、なかなかロッカーのカギをくれないんです。手が、あっちへいったりこっちへいったり。で、1分ほど悩んだあと、えいっという感じで渡してくれたカギを見たら女湯のカギでした。うちの女の部員のところに行って、「どないしょ」と言ったら、「やっぱりまずいんと違います?」というので、「あの…」と言って、交換してもらいました。くやしい…。
 あ、部員はたいてい知っています。知らない部員にも、今日話をしたし。なんでも、やっぱり、わたしが女か男かがいまだに論議になっているそうな。みんなあきてへんにゃなぁ。でも、「混乱」を持ち込めるというのは、いいかもしれない。

 で、男湯に入ろうと脱衣場のドアを開けたら、視線が突き刺さるのなんのって。さらに浴場にはいったら、みんなじろじろ見るし。ほんまにめんどくさいなぁ。

 でも、無事お風呂につかって、そのあとマッサージなども体験してしまいました。
1. 08/11 18:04 台風朝の7時くらいに京都市上空を通過したみたいです。堀川五条のホテルで7時半に起きたのだけど雲の動きがすごく早かったです(姐)
2. 08/11 18:04 「混乱」もいいけど、やっぱり「混浴」が一番でしょ(姐)
3. 08/12 01:04 そうそう、混浴なら問題なし!東ジュン
4. 08/12 01:05 ケーブルは肩と肘を使って丸く巻いた後ねじるんとちゃうの?東ジュン
5. 08/12 06:32 どこでブラを外したんでしょうか?参考までに。(かずみ)
6. 08/12 17:30 男湯に入る場合、部屋でブラは外してくけど。ショーツはそのままだけどね(姐)
7. 08/13 06:22 ショーツは世間で認められているという事ですね!(かずみ)
8. 08/14 00:22 そうだったんだ。だからお目にかかれなかったのですね。又、いつか。東京は雨でした。 あきら
9. 08/17 09:39 わたしも姐さんといっしょです。ただ、気分がそれな時は、ブラを上の服と一緒に脱いで、着る時も一緒に着ます。(い)
10. 08/17 09:39 >4 ちょっとちゃうねん。簡単に言うと、巻く方向を交互にするのよ。(い)

8月 8日 金曜日
合宿初日

 そっか、台風が来ているんですね。やばいっす。うちの放送部の合宿は、野外を使うので、どうなることやら。

 ところで、合宿の前に、人権教育の研修会。講師は、松村智広さん。まぁ、最初から最後まで笑っていました。そういう人ですわ。しかし、うちらの研修会、考えてみると、退屈な講演ってないですわ。しあわせなんでしょうね。

 で、研修会のあと合宿の場所へ。着いたらみんな温泉に行っていました。なんやねん。

8月 7日 木曜日
間隙の一日

 ほんとうは、岡山で開催されている全国キリスト教学校人権教育セミナーに行きたかったのですが、あしたから合宿ということで、泣く泣くあきらめました。

 しかし、うちの放送部、もうちょっとなんとかならんかなぁ。合宿に持っていく機材、めちゃくちゃや。うちが転勤したら、どうなるねん。

1. 08/14 23:46 いつきさん、お会いできなくて本当に残念。寂しかったので、こっちに遊びにきちゃいましたよ。私は事務方で忙しかったけど、良いセミナーだったと思います。ハルナ

8月 6日 水曜日
作業

 25日にあるウチの学校の人権教育研修会のための資料づくりです。
 講演はそれはそれでいいけど、こういう地道な仕事も…と言いたいけど、めんどくさいものはめんどくさいです。
 B424枚を100部。印刷→紙取り(丁合)→組みの繰り返しです。しかも、資料が全部そろっていない。また作業をしに来なくちゃいけないのはちょっとなぁ。

 あ、レシピづくりもせにゃならん。やばいっす。

1. 08/09 23:54 (長崎によせて)エアコンの効いた部屋でこんなサイトを読む矛盾…。www.jca.apc.org/mihama/d_uran/kanden_a030520.htm

8月 5日 火曜日
熊本2日目

 朝起きてメール&掲示板チェック。杏野板がアクセス拒否をしている。で、保管庫に行ったらこんなのを発見。

***

[11971] ご同情申し上げます 投稿者:神楽坂 投稿日:2003/08/04(Mon) 17:47

H間医師は、ご自分の立場の制約をちゃんと認識した上で、
当事者のためにできるだけの尽力をしたのに、
頭のおかしな一部の当事者の執拗ないやがらせを受けるなんて、
ある意味、精神科医の宿命とはいえ、心からご同情申し上げます。

杏野先生、こうした下らないトラブルメーカーに、
いつまでも場を解放していても仕方がないでしょう。

そろそろ「坂」も閉め時なのではないでしょうか。

***

そうか…。

 気を取り直して、本日の講演会の会場、といっても斜向かいのビルへ。
 本日は、熊本県人教のこんなんなんです。
 控え室でえらいさんと名刺交換。こういうときって、いつも居心地が悪い。やっぱ書籍販売とか受付をしている方が落ちつきます。いや、ほんとうにいい人ばかりなんですけど。
 やがて、開会行事ということで、一人に。ちょっと気合いを入れようと思ったら、いきなりコンタクトが飛んでしまいました。えらいこっちゃと思ったのですが、足元を見るとちゃんとありました。まぁ、さい先がいいということで(笑)。
 10時半からわたしの時間。話し始めてしばらくすると、M崎さんが登場。聞きに来てくれたんだぁ。
 話はいつもの通り、ほとんどネタばかり。熊本の人たち、ほんとうにあったかい人ばかりで、よく笑ってくれました。やっぱり、最初でネタが滑ると、あとはどうしようもないですからね。ですから、気持ちよく漫談をすることができました。
 終わったら、これまたいつものとおり、ネタの写真の公開。ひょいと見ると、M崎さんが帰ろうとしているので、「M崎さ〜ん!」と呼びとめて、そこにいる人たちを交えてしばらく話。
 なんでも、700人のホールがマジで満席になって、さらに、通路も満席。会場に入りきれずにロビーでモニタを見ていた人も数十人ということでした。用意していた資料が足りずに、印刷屋さんに増刷をかけたとか。結局1000人弱の人が聞いておられたと知ってびっくり。
 でも、わたしがどういう人間かみなさんご存じないでしょうから、まぁ、みなさん「こわいもん見たさ」だったんでしょうね(爆)。

 その後、熊本空港→羽田空港で夕方には無事お家へ。
 疲れた…。
1. 08/08 02:54 いつきさん、お久しぶりです。ほんとにね。くだらない人が多かったね。どれだけくだらないか、見てましたけど、最近はうんざりしてました。先生に感謝。 あきら
2. 08/10 00:09 でも「坂」だけじゃなくて、サイト丸ごとあぼーんは、残念だなあ…。(ms M.)
3. 08/10 17:04 当事者向けサイトらしいジエンドぶりで華々しいってカンジ。祝というべきなんだろーな物悲しい気はするけど。オツカレさま〜>AJ殿 Nちゅ]

8月 4日 月曜日
両性研2日目&熊本1日目

 まずは、メール&掲示板チェック。A野さんの日記に
***
[11933] 日記:昆布茶 投稿者:杏野丈 投稿日:2003/08/04(Mon) 08:07

M橋さんやIつきさんたちなどと、茶を飲みつつ昔話。
年取ったもんだ。

http://www.persons.com/top.html
http://www.hotel-east21.co.jp/R&B%20Panorama.htm
***
というのを発見。いつにない「決意」のようなものを感じてしまいました。

 さて、両性研2日目。昨日仲良くなったH川さんと隣同士で座って参加。
 まずは、レポート。ジェンダーフリーの観点から教科書をチェックしたものでした。なかなかおもしろかった。とそこへ遅れてM崎さん登場。なんとレポーターなんですね。いつもの高めのテンションでぶっとばしておられました。
 昨日の反省に懲りずに、またまた発言2回。1回目はともかくとして、2回目については、数学におけるささやかな実践と、トランスとジェンダーフリーの関係についての話。それをうけて、ふたたび木村さんの総括。「フェミニズムとトランス、重なるところもあれば重ならないところもある。重なるところで膨大な話をしていく必要があるのだろう」そうだなぁ、対話を拒否しちゃいけないなぁ。その後『トランスジェンダリズム宣言』を木村さんに送ることを連絡。

 お昼は、いつものように、東ジュンさんと。すし、うまい!もちろんビールも。

 その後、羽田→伊丹→熊本。空港でH川さんと待ち合わせ。その後市内へ。県人教の人たちと飲み。「女性」がとても元気で、「男性」がどうも押され気味。当然ながら、わたしは「元気組」。

 昨日は夜更かしをしたので、今日は早めに寝ることにします。

1. 08/07 10:48 ロードお疲れ様。次回は昼からワインでどう?元気の素ってか。東ジュン

8月 3日 日曜日
両性研1日目

 今日から3日間、ロードに出ます。
 まずは、1日目。
 起床、午前4時半。出発、午前5時。5時20分発の電車に乗って、京都駅へ。その後空港バスで伊丹へ。飛行機に乗って羽田へ。眠いっす。でも、9時の開始に余裕で間にあいました。
 両性研の全体会。最初は講演。講師が発表されていなかったのですが、ひょいと垂れ幕を見ると、園田雅春さんでした。おやおや、両性研で園田さんとはという感じ。キーワードはセルフエスティームでした。わたし的には、「出稽古に来たら同じ部屋の人間に会った」という感じでした。
 午後はシンポジウム。コーディネーターの佐藤さんはしゃべりすぎで、しかも論点がずれるずれる。パネリストの1人、中島さんも「偉い人」らしいけど、いまいち。もう一人のパネリスト、宮さんはひいき目かもしれませんが、やっぱいい!3人目のパネリスト、木村涼子さん。すごい!浪速のフェミニストという感じ。休憩の時に宮さんにあいさつ&夜遊びませんか?を言いに行きました。「はじめまして」というと「前にSTNでお会いしました
」と言われてしまった。
 質問・意見のところでさっそく挙手。「現在のジェンダーフリーバッシングに対して、パネラーの方々は政府レベルの話をされたが、下からの動きがこわいのではないか。人権教育では差別をしない許さない人を育てる意味で、セルフエスティームということを言っている」などを発言。いきなり混ぜっ返してしまいました。さらに、その後「ジェンダーフリーバッシングのなかでどんな教材・カリキュラムを組んでいるかということの提出を求められた」という人がいたので、そんな「外側の話なんてどうでもいいジャン!」と思い、「中身があるの?」という暴言を吐いてしまった。これに木村さんが反応。「中身があるからこそ、バッシングがある」あかん、木村さん怒ってよぉ。シンポジウムが終わってさっそく木村さんのところへ。「いや、同和教育とか、形骸化を感じるんですけど、同様のことはないですか?という意味なんです」と説明。理解してもらい、翌日の分科会でその旨を話してもらえることになって「ホッ」。しゃべりすぎはいかんなぁ。

 夜は、M橋さん、A野さん、東ジュンさん、H川さん@熊本と5人で飲み。M橋さんの豊富な話で大いに盛りあがりました。その後、宮さんと合流の予定だったのですが、打ち合わせで忙しいとのこと。結局東陽町までみんなで行くことに。ホテル23階にあるラウンジで話。宮さんは、「今日のいつきさんは男装だったんですか?」との発言。失礼な。単にジーンズをはいていただけです。ちゃんと部屋にはレディースセットがありました(笑)。その後ふたたびM橋さんの日本近代女装者列伝を堪能。気がついたら、帰らなくちゃいけない人は終電を逃していました。

1. 08/07 10:45 レディースセットはかわゆいポーチ入りですね。得した気がしませんか?商売には「逆差別」の発想皆無!悩ましいなぁ。東ジュン(タクシー組)
2. 08/11 18:08 その節は、お疲れ様でした。宮さんのあの発言はなんだったのでしょう? 私は「男装っていうのはこういうのを言うんじゃい!」と自分の写真を見せたかったです(姐)
3. 08/12 01:10 姐さん、それは見たかったような、見ちゃいけないような。複雑な気持ち!東ジュン

8月 2日 土曜日
テント干し

 先日のキャンプで濡れまくったテントとタープ、計3張り+ブルーシートの洗い。ブルーシートには、ツイストの小麦粉が落ちていて、ほどよく発酵していました(涙)。

 それでも、からりと晴れ渡った青空の下、見事にテントも乾いてくれました。ついでに下の子どもはブルーシートの洗いで水遊びもできて、大満足。まぁ、庭でブルーシートを広げて洗えるんだから、たいしたもんだ。

 夜は、疲れ切ったので、みんなで晩ご飯を食べに、近所の居酒屋へ。たまにはこんなのもいいかもしれません。

8月 1日 金曜日
日記のバックナンバー

 いつの分からバックアップをとっていないか見てみたら、なんと、3月からこっち保存していませんでした。これはヤバイと思いながら、7月分・6月分…とさかのぼりながら、バックアップをとっていくと、これまたなんと、4月分もまるっぽ残っていました。いったいいつのぶんまであるのかなぁ。まぁ、近日中に、過去の分を一気に公開したいなぁと思いながら、いつになることやら。

 しかし、4月の頃って、あんなんだったんだなぁという感じ。う〜ん。